犬の子宮蓄膿症
先月のお話。チワワのRちゃん(7歳の女の子)が
嘔いたり・下痢をしたり食欲が不安定とのことで来院されました。
そして、夕方から歩行も困難とのこと!!
血液検査レントゲン検査などを行いました。
白血球が増加し(白血球の増加がみられるときは炎症や感染で増加)
軽度の貧血もみられました。
検査の結果、子宮蓄膿症と診断されすぐに入院。
点滴治療を行い、その日の夜に緊急手術となりました
開腹するとやはり、Rちゃんの子宮は膿がパンパンに溜まり膨らんでいました。
幸い、子宮破裂はありませんでしたので子宮と卵巣を摘出し無事に手術が終わりました( ̄^ ̄)ゞ
※子宮が破裂していると腹膜炎をおこして死亡することもあります
その後、Rちゃんは5日ほど入院し、術後も順調で食欲元気も戻り退院していきました(* ´ ▽ ` *)
よかった!!よかった!!
さて、この『子宮蓄膿症』ってどんな病気なんでしょう
子宮の細菌感染によって子宮に膿が溜まる病気です!
発情(生理)後、2~3ヶ月後の発症が多いです
5~7歳以降から多発しますが、もっと若くても発症することもあります。
どんな症状なの
元気・食欲の低下・又は消失
嘔吐
水をよく飲む
多尿
おなかが膨らむ
陰部からのオリモノ
※オリモノが全く出ない場合もあります。(Rちゃんもオリモノは出ていませんでした)
オリモノが出ない場合のほうが飼い主さんによる発見が遅れがちなので注意が必要です。
どんな検査をするの
血液検査・レントゲン検査・エコー検査など。
どんな治療が必要なの
最も最善な治療法は、外科手術で子宮と卵巣を摘出することです。
その後入院し安静にして点滴治療や抗生剤の投与を行います。
予防できるの
避妊手術をしていれば100%予防できます!!
ちなみに、初回発情(生理)前に避妊手術をすると、
乳腺腫瘍になる確率が99%以下になると言われています。
高齢になってから子宮蓄膿症を発症した場合、麻酔のリスクなどから外科手術できない場合もあります。
子宮蓄膿症は避妊手術をしてないわんちゃんでとても多い病気です。
治療が遅れると命にも関わる病気なのです
子供を作る予定がないならば、病気予防のために早めの避妊手術をおすすめいたします。
嘔いたり・下痢をしたり食欲が不安定とのことで来院されました。
そして、夕方から歩行も困難とのこと!!
血液検査レントゲン検査などを行いました。
白血球が増加し(白血球の増加がみられるときは炎症や感染で増加)
軽度の貧血もみられました。
検査の結果、子宮蓄膿症と診断されすぐに入院。
点滴治療を行い、その日の夜に緊急手術となりました
開腹するとやはり、Rちゃんの子宮は膿がパンパンに溜まり膨らんでいました。
幸い、子宮破裂はありませんでしたので子宮と卵巣を摘出し無事に手術が終わりました( ̄^ ̄)ゞ
※子宮が破裂していると腹膜炎をおこして死亡することもあります
その後、Rちゃんは5日ほど入院し、術後も順調で食欲元気も戻り退院していきました(* ´ ▽ ` *)
よかった!!よかった!!
さて、この『子宮蓄膿症』ってどんな病気なんでしょう
子宮の細菌感染によって子宮に膿が溜まる病気です!
発情(生理)後、2~3ヶ月後の発症が多いです
5~7歳以降から多発しますが、もっと若くても発症することもあります。
どんな症状なの
元気・食欲の低下・又は消失
嘔吐
水をよく飲む
多尿
おなかが膨らむ
陰部からのオリモノ
※オリモノが全く出ない場合もあります。(Rちゃんもオリモノは出ていませんでした)
オリモノが出ない場合のほうが飼い主さんによる発見が遅れがちなので注意が必要です。
どんな検査をするの
血液検査・レントゲン検査・エコー検査など。
どんな治療が必要なの
最も最善な治療法は、外科手術で子宮と卵巣を摘出することです。
その後入院し安静にして点滴治療や抗生剤の投与を行います。
予防できるの
避妊手術をしていれば100%予防できます!!
ちなみに、初回発情(生理)前に避妊手術をすると、
乳腺腫瘍になる確率が99%以下になると言われています。
高齢になってから子宮蓄膿症を発症した場合、麻酔のリスクなどから外科手術できない場合もあります。
子宮蓄膿症は避妊手術をしてないわんちゃんでとても多い病気です。
治療が遅れると命にも関わる病気なのです
子供を作る予定がないならば、病気予防のために早めの避妊手術をおすすめいたします。
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